めっきは暮らしを支えるインフラ
私たちの日常には「めっき」が溢れています。普段そう感じることは少ないかもしれませんが、その証拠に今まさにこのサイトを表示しているパソコンやスマートフォンの製造にも、めっき技術は欠かすことができません。テレビや冷蔵庫やエアコン、自動車にしてもそうです。そう考えてみると、めっきは暮らしを支えるインフラだと言えるのではないでしょうか。少なくとも、私たち日進化成では、そうした使命感を胸に抱きながら事業に取り組んでいます。
それと同時に、貴金属を扱う専門メーカーとして、環境への配慮も常に意識してきました。ノンシアン系のめっき液の開発や、貴金属のリサイクル事業に取り組んできたのも、そのためです。今後はさらに人にも地球にもやさしい製品の研究開発を進めることで、SDGsの実現に貢献していきたいと考えています。
みなさまのお力添えのおかげで、弊社は2023年に創業100年を迎えましたが、それは通過点に過ぎません。これまで培ってきた技術力とノウハウを最大限に活用して、次の100年で何を実現するのか。より多くの人が豊かに暮らせる社会をつくるために、何ができるのか。その問いに真剣に向き合っていくことが、私たちの責務だと考えています。
代表取締役社長 鴨田 博己